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コロナ給付金詐欺、主導役の元キャリア官僚に実刑

厳しい判決となりました。新型コロナウイルス対策の家賃支援給付金などあわせておよそ1550万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた、経済産業省の元キャリア官僚の桜井真(さくらい・まこと)被告と新井雄太郎(あらい・ゆうたろう)被告に対する判決公判がきょう、東京地方裁判所で行われました。浅香竜太(あさか・りゅうた)裁判官は「官僚でありながら、国民の信頼を裏切った」として、事件を主導した桜井被告に懲役2年6カ月の実刑、実行役の新井被告は懲役2年、執行猶予4年6カ月をそれぞれ言い渡しました。判決によると、2人はペーパーカンパニーを設立した上、ニセの賃貸契約書や帳簿を提出して、家賃支給給付金や持続化給付金400万円をだまし取りました。