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タカラバイオと島津 変異株の検査試薬開発

判明までの時間が短くなります。
タカラバイオと島津製作所はきのうそれぞれ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染の有無を調べられる、PCR検査用の試薬を開発したと発表しました。
これまでは、オミクロン株かどうか調べるには、新型コロナの陽性と判明したあと、ゲノム解析する必要がありましたが、これらの試薬を使うと、オミクロン株に特有の変異を見つけ出せます。
新しい試薬によって短い時間での特定が可能となり、空港などでの使用が想定されています。
タカラバイオはきのうから、保健所や検査機関向けの受注を開始しました。
島津製作所も今月下旬から、受注を始めます。