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高市政調会長 北京五輪外交ボイコットを要望

総理に、明確な態度表明を求めました。
自民党の高市早苗(たかいち・さなえ)政調会長らは14日、総理官邸で岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣と会談し、北京冬季オリンピックの「外交ボイコット」を求める要望書を提出しました。
高市氏らは要望書で、中国政府について「人権侵害に対する懸念を自ら払拭(ふっしょく)すべきだ」と指摘したうえで、「日本政府は、招待の有無にかかわらず、懸念を抱えたまま、外交・政府代表団を派遣するべきではない」と訴えました。
岸田総理は「タイミングをみて、適切な判断を考えたい」と応じたということです。
要望書は、高市氏が会長を務める「南モンゴルを支援する議員連盟」など三つの議員連盟が提出しました。
北京冬季オリンピックは、すでにアメリカやイギリス、オーストラリアなどが、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権問題などを理由に、政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を表明しています。