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アフガン前政権関係者100人超殺害か 国連報告

恩赦でなく、処刑が行われているようです。
スイス・ジュネーブで14日に行われた国連人権理事会で、ナダ・ナシフ副高等弁務官は、アフガニスタンで8月から11月、崩壊した民主政権の関係者100人あまりが殺害され、そのうち少なくとも72人がタリバンによって司法の手続きなしに殺害されたとする、信頼できる報告を受けた」と公表しました。
今年8月に実権を握ったイスラム主義組織のタリバンは、民主政権の関係者を含め、全国民への「恩赦」を宣言していましたが、一方で超法規的な殺害が行われているとの情報も流れていました。
ナシフ副高等弁務官は、「遺体が公の場にさらされたこともあり、相当数の市民の間に恐怖を植え付けた」として、大きな危機感を示しました。
タリバンの報道官は、超法規的な殺害の報告が続いていることについて「証拠に基づいていない」として完全に否定しています。