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皇位継承有識者会議 皇族数減少対応に2案

結論は、ひとつに絞らないことになりそうです。
政府は、安定的な皇位継承のあり方を検討する有識者会議を6日に開き、皇族数の減少への対応として、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、旧皇族の男系男子を養子縁組で皇籍に復帰させる案の2つを有力な案として、年内にも最終報告をまとめることを確認しました。
女性・女系天皇の是非には踏み込みませんでした。
座長を務める清家篤(せいけ・あつし)元慶應義塾塾長は会合のあと、皇族数の確保策として示された2案について「実現するのはどちらかではなく、どちらも、ということではないかと理解している。皇族数を確保するためにはどちらも可能性としてある」と述べました。
有識者会議は月内にも次回の会合を開き、最終報告書を取りまとめます。
政府は最終報告書を受け取った後、検討結果を国会に報告する方針です。