米政府、北京冬季五輪「外交ボイコット」発表
日本も意思表示の必要がありそうです。
ラジオ・フリー・アジアによると、アメリカのサキ大統領報道官は6日、中国政府による新疆ウイグル自治区でのジェノサイドなど、中国の人権侵害行為を考慮して、来年行われる北京冬季オリンピック・パラリンピックに、外交使節団を送らないと発表しました。
サキ報道官は、同盟国にも、今回の決定を通知しており、追随するかどうかは「それぞれの国の判断に委ねる」と述べました。
日本やヨーロッパの対応に影響を及ぼす可能性があります。
一方、中国外務省の趙立堅(ちょうりつけん)副報道局長は6日、「北京オリンピックは、政治のショーではない」と批判した上、「外交ボイコット」を停止しない場合、対抗措置(たいこうそち)をとることを示唆(しさ)しました。