交渉決裂で27年ぶりにロックアウト実施
先週2日、 MLB=アメリカメジャーリーグ機構は アメリカ東部時間0時から ロックアウトをスタートさせました。 選手会が交渉を続けていた 新労使(しんろうし)協定が、失効期限までに 新たな労使協定がまとまらず その結果、球団オーナー陣が 全会一致でロックアウト実施を 決定しました。 選手会は年俸調停と FA期間の短縮などの待遇改善、 球団が完全ウエーバーの ドラフト順位を見据えて 積極的に補強を行わない タンキング防止策や プレーオフの球団増加などを提案し 大きな改革を求めていましたが、 これに対して経営陣が難色を示し 今回の事態に陥りました。 このロックアウトで ポスティングシステムによる メジャー移籍を目指し 交渉期間に入っていた 広島の鈴木誠也(すずき・せいや)選手は 一切の交渉が中断しており、 今後の動向が全く見えておりません。