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女子テニス、中国での試合全て中止 彭帥さん問題で

試合の開催地にふさわしくないとの判断です。中国の女子テニス選手の彭帥(ほう・すい)さんが、中国の張高麗(ちょう・こうらい)元副首相から性的関係を強要されたことなどを告発後、消息不明になっている問題で、WTA=女子テニス協会は1日、中国と香港で開催されるトーナメントを全て中止すると発表しました。WTAのスティーブ・サイモンCEOは1日、彭帥さんの安否に懸念を示した上、中国で試合を行えば、選手やスタッフが危険にさらされる恐れがあると指摘しました。中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)副報道局長は2日、WTAの決定に関する記者の質問に「中国は、スポーツの政治問題化に一貫して反対している」と述べるにとどめました。