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伊藤詩織氏の名誉毀損 3人に損賠賠償命令

リツイートも責任が問われました。
ジャーナリストの伊藤詩織(いとう・しおり)さんが、自身の性被害の訴えが虚偽だとするイラストなどで名誉を傷つけられたとして、漫画家の「はすみとしこ」さんら3人に、合わせて770万円の損害賠償を求めていた訴訟で、東京地方裁判所はきのう、「はすみとしこ」さんに88万円の支払いを、また、イラストをリツイートして拡散した男性2人にそれぞれ11万円の支払いを命じました。
はすみさんは「伊藤さんの訴えが虚偽だと信じる理由がある」と主張していましたが、裁判所は「性被害の不存在を認めるに足る事実とは言えない」として、名誉毀損の成立を認めました。
また、男性2人のリツイートについても「発言や意見」とみなし、責任を負うべきと判断しました。
はすみさんは昨日更新した自身のブログに「判決を重く受け止めたい」と記しています。