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大分国際車いすマラソン 大記録誕生

大記録が誕生しました
スポーツライターの星野恭子(ほしの・きょうこ)さんが ノーボーダースポーツに寄せた 記事によりますと、 「世界初の車いす単独のマラソン大会」 として伝統ある、 「大分(おおいた)国際車いすマラソン」の 「第40回記念大会」が11月21日、 大分市で行われ、 海外の3カ国4選手を含む 131人が出走しました。 昨年はコロナ禍の影響で延期され、 代わりに国内在住選手のみの独自大会、 「大分車いすマラソン2020」が 行われたため、国際大会としては 2年ぶりの開催となりました。 レースは3つの障害クラスに分かれ、 男女別にマラソンの部と ハーフの部が実施され、 男子マラソンの T34/53/54クラスのレースは、 スイスのマルセル・フグ選手が 1時間17分47秒の世界新記録で 3大会連続、9度目の優勝を 果たしました。 日本勢トップで、2位に入った 鈴木朋樹(すずき・ともき)選手も1時間18分37秒を マークし、 従来の日本記録を2分15秒も縮める 新記録を出し、 また自らのもつアジア記録も 塗り替える快走でした。 晴天、微風と気象条件も味方し、 記念大会にふさわしい 好結果にわきました。