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エチオピア首相自ら前線へ 首都陥落間近か

劇的な展開となっています。
アメリカの CBS放送などによりますと、 政府軍と反政府勢力の紛争が 激化しているエチオピアで、 ノーベル平和賞の受賞者である アビー首相が23日、 戦闘の指揮のため 自ら前線に赴くと述べました。 首相は「国を率いて殉死するべき時だ」 との悲壮な決意を示しています。 反政府勢力の 「ティグレ人民解放戦線」は、 首都アディスアベバの 近くに迫っており、 政府は緊急事態を宣言しています。 各国は相次いで 自国民の退避を呼び掛けており、 国連は即時停戦を求めています。 アメリカ政府も双方に 自制を訴えていますが、 反政府勢力の進撃が続いています。 アビー首相は2019年、 隣国のエリトリアとの紛争集結で、 ノーベル平和賞を受賞しました。