政府新経済対策 22兆円超の赤字国債発行へ
あす26日にも閣議決定する2021年度補正予算案で、政府が新たな経済対策のため、22兆0580億円の国債を新たに発行する方針を固めていることが分かりました。
補正予算案では、財政支出が56兆円規模となり、経済対策分がおよそ31兆6000万円となります。
歳入には、昨年度使われなかった余剰金6兆1479億円と、税収の見積もりを6兆4320億円計上しますが、それでも歳出の6割が不足するため、22兆円を超える赤字国債を発行して補います。
今年度の国債発行額は、これで当初予算の43兆5970億円から、およそ１．５倍に膨らみ、リーマン・ショックがあった2009年度の52兆円を上回ることになりそうです。
