新型コロナWHO警告「欧州70万人死亡の恐れも」
死者が急増するとの見通しです。
ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、オーストリアは22日から外出制限を再び導入しました。
ドイツではワクチンを接種していない場合、飲食店の利用を制限するなどの対策を打ち出しました。
これを受けて、WHO=世界保健機関は23日、WHOがヨーロッパと定義する53の国と地域で、来年3月1日までに、新型コロナウイルスで新たにおよそ70万人が死亡する恐れがあるとの警告を発表しました。
再拡大の原因には、デルタ型の再拡大などが挙げられており、WHOは、ワクチンの接種を終えた人でもマスク着用を怠らないなど、基本的な対策の徹底を呼びかけています。
またWHOは、来年3月末までにヨーロッパの49カ国で、集中治療室の病床不足が発生するとみています。