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全斗煥元大統領死去 経済発展と光州事件

今後も批判が続きそうです。
韓国の全斗煥(ちょん・どぅふぁん)元大統領が23日、ソウルの自宅で死去しました。
90歳でした。
全大統領は、国軍保安司令官だった1979年、朴正煕(ぱく・ちょんひ)大統領の暗殺事件で政治が混乱するなかクーデターを起こし、実権を握りました。
その後は韓国の軍事政権を率いながら国内の経済発展を実現したほか、ソウルオリンピックの誘致に成功して、韓国の国際的地位の向上に貢献しました。
1988年には、韓国の憲政史上初めて、平和的な政権交代を実現しました。
一方で、1980年の光州事件では民主化運動を武力弾圧し、多数の市民が死傷したことで、厳しい批判を受けました。
韓国政府は、光州事件を念頭に「謝罪がなかったことに遺憾を表する」として、国家葬を行わないことを決めました。