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米政権 北京冬季五輪「外交的ボイコット」か

決まれば、中国の反発は避けられません。
アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」は17日、アメリカのバイデン政権が今月末にも、2022年2月に開催される北京冬季オリンピックに対して、外交使節団を派遣しない「外交的ボイコット」を行うことを表明する見通しを伝えました。
「ワシントン・ポスト」の記事によると、「外交的ボイコット」は、アメリカの選手団への影響を避けながら、中国政府の人権抑圧に対する憂慮を表明するためで、確実になれば、バイデン大統領を含むアメリカ政府の高官は、北京オリンピックの開会式などに出席しないことになります。
アメリカと中国は、オンライン首脳会談を行ったばかりで、関係が改善に向かうとみられていましたが、「外交的ボイコット」が発表されれば、緊張が再び高まる恐れがあります。