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COP26石炭火力削減案 環境大臣「整合的」

「廃止」ではなく「削減」となり安心したようです。
山口壮(やまぐち・つよし)環境大臣は、きのうの閣議後の記者会見で、13日に閉幕したCOP26=国連気候変動枠組み条約・第26回締結国会議の成果文書に、石炭火力発電の段階的削減への努力が盛り込まれたことについて、「われわれの政策とは十分整合的だ」との見解を示しました。
国の現在のエネルギー基本計画では、2030年度の総発電量に占める石炭火力の比率を19%にすることを目標にしています。
COP26では、二酸化炭素の排出が多い石炭火力の取り扱いについて、当初はあった「段階的廃止」という表現にインドが反対し、中国も同調したため、13日の最終草案の採択直前に、表現が「段階的削減」に修正されました。
ただ、山口大臣は「最初の案でも、十分に国内政策と適合すると考えていた」と語りました。