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米カリフォルニア州 ZEVインフラに1600億円

EVの普及に巨額予算を振り向けます。
アメリカ・カリフォルニア州政府のエネルギー委員会は15日、電気自動車や燃料電池車など排出ガスがゼロのZEV=ゼロ・エミッション・ビークルの普及計画を達成するため、インフラ整備を中心に、3年間で14億ドル=およそ1600億円の予算を割り当てると発表しました。
予算のおよそ80%は、充電所や水素の供給所の建設に充てられ、特にスクールバスや路線バス、トラック向けの施設建設に重点を置くということです。
このほか、ZEVのメーカーの生産支援や、人材の育成にも予算が振り向けられます。
カリフォルニア州は、ガソリンエンジンの乗用車を2035年までに全廃することを目標に掲げています。