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恒大会長、香港豪邸担保に資金調達か 香港で報道

豪邸を手放しました。
香港メディアの香港01によると、巨額の債務を抱えて経営危機に陥っている不動産開発大手、中国恒大集団の創業者、許家印(きょ・かいん)会長が、個人で所有する香港の豪邸を担保として差し入れ、資金を調達したとみられることが分かりました。豪邸は、香港島の最高級住宅地、ビクトリアピークの中腹にあり、価格は、8億香港ドル=およそ117億円とみられています。香港の不動産登記所によると、許会長の個人資産を管理する会社が、豪邸を、オリックス・アジア・キャピタルに担保として差し入れました。許会長は2010年に豪邸を購入し、自宅として使ってきました。会長が、会社の経営危機を乗り切るため、個人資産を投入していることが、明るみに出たことになります。