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政府がコロナ「第6波」対策の全体像=病床3割増へ

飲み薬の実用化も急ぎます。
政府はきょう、新型コロナウイルス感染症対策本部を総理官邸で開き、今後懸念される「第6波」に備えた対策の全体像を決定しました。感染者がピークだった、今年夏に比べて3割多い、およそ3万7000人が入院できる体制を今月中に構築するほか、軽症者向けの飲み薬を年内に実用化し、160万回分確保することなどが柱となります。また、感染拡大で医療がひっぱくする「最悪の事態」に至った場合は、公共交通機関のダイヤの大幅な見直しを含む、強力な行動制限を求めことも決めました。このほか、来月から3回目のワクチン接種を開始し、2回目の接種からおおむね8か月以上たった希望者全員が受けられるようにします。条件が整えば、職域接種についても、来年3月から始めるとしています。