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自民党最大派閥「安倍派」に 元総理が新会長

政権への圧力も強まりそうです。
自民党細田派はきょう、党本部で総会を開き、安倍晋三元総理大臣の新会長就任を正式に決めました。
安倍氏の派閥復帰は9年ぶりで、党内最大の「安倍派」を率いることになります。
現在の会長の細田博之(ほそだ・ひろゆき)氏はきのうの特別国会で衆議院議長に選出されたため、慣例により会派を離れて、派閥も離脱する見込みです。
派閥の幹部がきのう、安倍氏の事務所を訪ねて会長就任を要請し、快諾を得ました。
細田派の所属議員は、現在は87人ですが、先の衆議院議員選挙で当選した新人らが入会し、さらに人数が増える見通しです。
安倍氏は、最大派閥の領袖として、党内での影響力をさらに強めるものとみられています。