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看護・介護・保育の賃上げへ 関連委員会初会合

財源探しも急務となります。
政府はきのう、看護や介護、保育の現場で働く職員の賃金引き上げを話し合う「公的価格評価検討委員会」の初会合を、総理官邸で開きました。
岸田総理はこの会合で、介護職や保育士、看護師らの賃金引き上げについて「最優先課題だ。必要な措置を行い前倒しで実施する」と述べて、来年初頭の春闘が本格化する前の実現に意欲を示しました。
早ければ来年2月から、月給で5000円から1万円程度引き上げる方針で、年内に結論をまとめます。
岸田総理は、19日の決定を目指す「大型経済対策」にも、賃金の引き上げに向けた予算を盛り込む考えを強調しています。