従業員ワクチン義務化 裁判所 差し止め命令
アメリカCBS放送などによると、 アメリカ・ルイジアナ州の 連邦巡回裁判所はこのほど、 バイデン政権が 新型コロナウイルスの 感染防止策として発表した、 民間企業従業員に対する ワクチン接種の義務化について、 実施を差し止める暫定命令を 出しました。 裁判所の判事はワクチン接種の義務化が 「憲法上の重大な問題がある」 と指摘しました。 バイデン政権は4日、 従業員100人以上の民間企業に対し ワクチンの接種や、 感染検査を義務付けました。 これに対し、ジョージアなど 共和党の知事がいる 少なくとも27の州で、 差し止めを求める訴訟が 起こされています。 バイデン政権は、新型コロナ禍の 早期の収束に向け、 ワクチン接種の拡大を急いでいますが、 訴訟の影響は避けられません。