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米大統領 COP26で排出削減強化 訴え

脱石炭を呼び掛けました。
アメリカのバイデン大統領は1日、 イギリスのグラスゴーで開かれている COP(コップ)26=「国連気候変動枠組み条約 第26回締約国会議」で演説し、 「この10年が決定的に重要になる」 と語り、 石炭利用の廃止や電気自動車への 移行を加速するなど、温室効果ガス 排出削減の強化を各国に呼び掛けました。 議長国のイギリスのジョンソン首相は 「世界は願望から行動に移らなければ ならない」と語り、気候変動分野への 支援を増額すると表明しました。 温室ガスの排出量で世界第3位である インドのモディ首相は、 2070年までに排出を 実質ゼロとする新たな方針を発表し、 注目を集めました。 COP(コップ)26の首脳級会議は2日まで行われ、岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣も駆けつけ、 演説を行う予定です。 一方、 温室ガスの排出が世界最大の中国は、 習近平(しゅうきんぺい)国家主席が出席を見送りました。