自民党幹事長 後任茂木氏 立民 枝野氏辞意
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣は、 10月31日に投開票された衆議院選挙で、 選挙区での敗北を受けて辞意を伝えていた 甘利明(あまり・あきら)幹事長を交代させ、 茂木敏充(もてぎ・としみつ)外務大臣を 後任に起用する人事を決め、 きのう夕方、甘利氏に伝えました。 茂木氏は、 衆議院栃木5区選出の当選10回の66歳。 これまで経済産業大臣などの閣僚や、 政務調査会長など 党の要職を務めてきました。 岸田総理は茂木氏に 「党改革を大胆に進めてほしい」と 指示しました。 一方、 立憲民主党の枝野幸男(えだの・ゆきお)代表はきょう、 衆議院選挙で公示前の110議席に 届かなかったことの責任を取り、 辞任する意向を表明しました。 党内では、枝野氏が進めた、 共産党などとの共闘路線が敗因として、 執行部の責任を問う声が 上がっていました。