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「アベノマスク」など大量在庫 保管費用6億円

税金の無駄遣いが続いています。
磯崎仁彦(いそざき・よしひこ)官房副長官はきのうの記者会見で、安倍晋三(あべ・しんぞう)政権が新型コロナウイルス対策として配布した、いわゆる「アベノマスク」を含む布マスクについて、政府調達量のおよそ3分の1が倉庫に保管された状態であることを明らかにしました。
会計検査院の検査では、調達した布マスクおよそ2億8700万枚のうち、今年3月時点でおよそ8200万枚が配られておらず、倉庫に保管されています。
保管費用は、昨年8月から今年3月で合わせておよそ6億円にのぼっており、検査院は近く、厚生労働省に有効活用などを求める方針です。
磯崎副長官は、昨年のマスクの配布について「当時の状況においては適切だった」と語りました。