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参院静岡補選で自民候補敗北 「ご祝儀相場」なし

野党が勢いづいています。参議院静岡選挙区の補欠選挙は24日、投開票が行われ、立憲民主党と国民民主党が推薦する、無所属で前県議会議員の山崎真之輔(やまざき・しんのすけ)氏が、自民党公認候補の若林洋平(わかばやし・ようへい)氏を破り、初当選しました。選挙戦は、31日に行われる衆議院議員選挙の前哨戦とされ、与野党の党首が応援に駆けつけました。岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣も2回に渡り静岡に入りましたが「ご祝儀相場」は見られませんでした。静岡県の川勝平太(かわかつ・へいた)知事の全面支援で、山崎氏の勢いが増したとの見方もあります。自民党は、岸田政権発足後初の国政選挙で議席を守り、1週間後の衆議院議員選挙につなげるつもりでしたが、目算がハズレました。一方、野党側はチャンスと見て、衆議院議員選挙の終盤戦で追い込みを掛ける考えです。