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河合被告が控訴取り下げ 実刑確定 公民権停止へ

事件に区切りが付きました。
2019年の参議院選挙をめぐる大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われ、1審で実刑判決を受けた河井克行元法務大臣がきょう、東京高等裁判所への控訴を取り下げました。
懲役3年、追徴金130万円の判決が確定しました。
これにより河井被告は公民権が停止され、服役中とその後5年間は、公職への立候補ができなくなります。
河合被告は東京拘置所に収容されており、弁護人を通じて「できるだけ速やかに刑に服する決断をした」などとするコメントを発表しました。
1審判決によると、河井被告は19年の3月から8月にかけて、広島選挙区の自民党公認候補だった妻の案里被告を当選させるため、地元議員ら合わせて100人に、票の取りまとめの報酬としてあわせておよそ2870万円を提供していました。