ヤフー中傷コメント規制を強化 ＡＩが判断
これまで以上に厳正な対策を講じます
ヤフーはきのう、ニュース配信サービスの「ヤフーニュース」における誹謗中傷への対策として、投稿数が一定数を上回るとＡＩ＝人工知能が判断すれば、記事のコメント欄を自動的に閉鎖する機能を導入したと発表しました。
ヤフーニュースのコメント欄には、人権侵害や差別に当たる違反投稿が相次いでいます。
ヤフーはこれまでにも24時間体制で、ＡＩと人の目で監視を行い、１日平均およそ2万件のコメントを削除してきました。
また、違反コメントを複数回投稿した場合、投稿停止などの対策を行ってきました。
それでも違反投稿は続いているため、ヤフーは、表現の自由とのバランスを考えながら、対応を強化することにしました。
ヤフーは今後、対策が適切に行われているか確認するとともに、有識者やユーザーの意見を聴きながら、改善を重ねたいとしています。
