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岸田氏「平時取り戻す」 枝野氏は原発政策批判

選挙戦が始まりました。
衆議院議員選挙の公示から一夜明けたきょう、各党の党首は全国の街頭などで支持を訴えました。
岸田文雄総理大臣は兵庫県尼崎市で街頭演説し、新型コロナウイルスのワクチン接種や、経口治療薬の普及に取り組むことで、「一日も早く平時に近い社会経済活動を取り戻す」と強調しました。
看板政策である「成長と分配の好循環」を実現する考えも示しました。
立憲民主党の枝野幸男代表は福島県伊達市を訪問しました。
東京電力福島第1原発の事故に触れ、「政府は大変な事故がなかったかのように原発を動かす、造ると言っている。本当にいいのか」と批判しました。
また、処理水の海洋放出についても「結論だけ押し付けるやり方を絶対に許せない」と語りました。