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政府 コロナ対策と新資本主義会議 設置発表

選挙を意識し、素早い動きです。
岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣はきのう、 衆議院の解散を受けて開いた記者会見で、 新型コロナウイルス対策の 全体像の骨格を まとめる考えを示しました。 これを受けて政府はきょう、 新型コロナ感染症対策本部を開き、 今年冬にも予想される 「第6波」に備えて、 公立病院のコロナ専用病床化を 進めるほか、経口(けいこう)治療薬の 年内実用化を目指す方針を示しました。 また総理は会見で、看板政策である 「新しい資本主義実現会議」を設置し、 初会合は26日に開くと発表しました。 早速、政府はきょう、 会議の設立を発表し、 岸田総理が議長を務め、 十倉雅和(とくら・まさかず)経団連会長ら15人の民間人で 構成することを明らかにしました。 会議では、成長と分配の好循環と、 新型コロナウイルス感染収束後の 新しい社会の開拓をテーマに 議論を行うということです。