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森友学園の改ざん行政文書 財務省不開示決定

遺族を落胆させました。
学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻雅子さんが開示を求めていた行政文書について、財務省はきのうまでに不開示の決定をしました。
雅子さんは今年8月、財務省が2018年に公表した調査報告書の作成過程で集めた資料や、問題を捜査した大阪地検特捜部に任意提出した資料を、全て開示するよう求めていました。
鈴木俊一財務大臣名の不開示決定通知書では、調査報告書の関連資料について「最終報告前の未成熟な情報を一部でも公にすれば、今後同種の調査の際、必要な協力を得られなくなり、公正な人事に支障を及ぼす」などと説明されています。
雅子さん側は、不服申し立てを検討しています。