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池袋暴走事故 飯塚元被告を東京拘置所に収容

執行前に過失を認めました。
東京・池袋で乗用車を暴走させ、母親と子どもを死亡させた事故で、過失運転致死傷罪で禁錮5年の実刑が確定した、旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長がきのう、東京地検に出頭し、東京拘置所に収容されました。
今後、刑務所に移送されます。
飯塚被告は2019年4月、東京都豊島区の都道を走行中、ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けて暴走し、松永真菜さんと娘の莉子ちゃんをはねて死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせました。
飯塚元被告は公判では、運転ミスを否定して無罪を主張していましたが、収容にあたって、関係者を通じて「深くおわび申し上げます。私の過失を反省するため刑に服してまいりたい」などとするコメントを発表しました。