IMF 日本の経済成長率0.4ポイント下方修正
IMF=国際通貨基金は12日に発表した新たな世界経済見通しで、2021年の日本の経済成長率を2.4%と予想し、7月の前回予測から0.4ポイント下方修正しました。
下方修正は、前回の0.5ポイント引き下げに続き、2回連続となります。
夏に、新型コロナウイルスの感染者数が過去最高の水準となり、各地で緊急事態宣言が発令されたことが反映されました。
IMFは、世界全体の成長率も、0.1ポイント引き下げて5.9%と予測しました。
アメリカは6.0%と、1.0ポイントの大幅な下方修正となりました。中国についても、0.1ポイント引き下げて8.0ポイントとしました。
ただ、2022年の世界の成長率は4.9%と据え置き、来年中には景気は回復する見方を示しています。