NTTが転勤 単身赴任廃止へ リモート基本に
NTTはきのう、新型コロナウイルス感染収束後の社会を見据えて経営スタイルを大幅に見直すプランを発表し、全社的にリモートワークを基本として、社員の転勤や単身赴任を廃止する方針を明らかにしました。
プランでは、リモートワークのため「サテライトオフィス」の整備を急ぎ、2022年度までに260カ所以上に増やして、社員が働く場所を選べるようにします。
これに合わせて、請求書など紙の使用を2025年度までに廃止します。
また、首都圏に集中している本社の管理部門などを、地方の中核都市へ順次移転させる計画です。
グループを合わせて32万人の社員を抱える巨大企業の改革は、他の企業にも大きなインパクトを与えそうです。