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緊急事態宣言、月末全面解除へ 認証店は9時まで営業可

外食の機会が増えそうです。政府はきょう午前、新型コロナウイルス対策の専門家らでつくる基本的対処方針分科会を開き、19の都道府県に発令中の緊急事態宣言と、8つの県に適用中のまん延防止等重点措置を30日の期限をもって全面解除する方針を示し、了承されました。宣言の解除後は、認証を受けた飲食店については、午後9時まで営業を認め、酒類の提供を可能とします。西村康稔経済再生担当大臣は分科会で「新規感染者数は全国的に大きく減少している。病床のひっぱくもかなり改善が見られる」と解除の理由を説明しました。1日当たりの新規感染者数は、8月中旬には2万5000人を超えていましたが、現在は1000から2000人にとどまっています。重症者数もピーク時の9月3日の2223人から、27日にはおよそ半分の1062人に減りました。