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米政府、ハイチ移民を強制送還 テキサス州は警備強化

強い姿勢に転じました。アメリカ政府は、南部のテキサス州に押し寄せた、カリブ海の島国、ハイチ出身の移民について、強制送還を始めました。これまでにおよそ300人が、ハイチの首都、ポルトープランスに送られたと見られています。メキシコとの国境地帯にあるテキサス州デルリオには、これまでに1万4000人に及ぶ移民が殺到し、仮設キャンプに収容されました。野党の共和党は、バイデン政権が移民に寛容な政策をとっていることが、混乱の原因と批判しています。テキサス州の共和党のアボット知事は「バイデン政権による混乱に対処する」として、国境警備を強化に乗り出しました。不法越境問題で責任者を務めるハリス副大統領は、国境警備隊による手荒な取り締まりに「深刻な懸念」を表明しています。ハイチでは7月に現職の大統領が殺害され、8月には大地震が発生しました。政治は不安定で、治安が一段と悪化しています。