ウィシュマさんの妹帰国 ビデオ視聴で心身不調
真相究明は諦めません。
名古屋出入国在留管理局の施設で今年3月、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが死亡した問題で、来日していた妹のワヨミさんがきのう、東京都内で記者会見し、収容中の映像を視聴したことにより心身の不調を訴え、明日、スリランカへ帰国すると明らかにしました。
ワヨミさんら遺族は5月に来日し、出入国在留管理庁に対し真相究明を訴えています。
出入国在留管理庁は8月、およそ2週間分の監視カメラ映像のうち、2時間ほどを遺族に開示しましたが、ワヨミさんが内容にショックを受け体調を崩したため、視聴を中断しました。
ワヨミさんは、帰国を決めましたが、もうひとりの妹が日本に残り、2週間分の映像全部の公開を求める活動を続けということです。