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米軍トップ、前大統領の暴走懸念し中国軍に秘密電話

今後、議論を呼びそうです。
アメリカ軍制服組トップの マーク・ミリー統合参謀本部議長が 昨年10月と1月、 当時のトランプ大統領による 暴走を危惧し、中国軍の高官に 「われわれは攻撃しない。 そのようなことになっても 事前に通知する」 などと秘密裏に電話で 伝えていたことが明らかになりました。 著名ジャーナリストの ボブ・ウッドワード氏らが近く出版する トランプ政権末期の 暴露本「PERIL(ペリル)」の内容として、 ニューヨーク・タイムズなど アメリカのメディアが報じました。 この本によると、ミリー氏は、今年1月に アメリカ連邦議会議事堂が 占拠された際も、 同じ中国軍高官に電話し 「アメリカは100%安定しており、 すべて大丈夫だ」 と語ったということです。 また、ミリー氏は、 トランプ氏が大統領選挙の敗北で 正気を失ったと考え、 トランプ氏から核攻撃の 命令があっても必ず自分を通すよう、 部下に命じたことを明かしています。 ただ、中国軍高官に 電話した行為について、 野党・共和党から、 ミリー氏の更迭を 求める声も出ています。