菅内閣発足から1年 「コロナに明け暮れた」
菅義偉内閣はきょう、発足から1年を迎えました。
菅総理は、総理官邸で記者団の取材に応じ、「国民の命と暮らしを守ることを最優先に、新型コロナウイルス対策に明け暮れた1年だった」と振り返りました。
菅氏はさらに、温暖化対策や行政のデジタル化、不妊治療の支援などを挙げ「未来を担う若者たちの世代に対し、道筋を付けることができた」と強調しました。
菅総理は、国内の新型コロナウイルスの感染状況について「全国的に感染者数は減少傾向にあるが、油断することなく医療体制を確保し、ワクチン接種を全力で推進していきたい」と述べました。
菅総理は、あす告示、29日投開票の自民党総裁選に出馬せず、退陣する考えです。