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北朝鮮が弾道ミサイル発射 EEZ外に落下

狙いはどこにあるのでしょう。
海上保安庁はきょう、北朝鮮が弾道ミサイルとみられるミサイルを発射したと発表し、航行する船舶に、今後の情報に注意するよう促しました。
弾道ミサイルはいずれも、「排他的経済水域=EEZ」の外側の日本海に落下したということです。
菅義偉首相は記者団に対し、「わが国と地域の平和と安全を脅かすもので言語道断だ」と強調し、「国連安全保障理事会決議にも違反しており、厳重に抗議するとともに強く非難する」と述べました。
東京ではきのう、北朝鮮の核問題を担当する日本とアメリカ、韓国の高官が会合を開き、北朝鮮によるミサイルと核開発の抑制について話し合いを行いました。
3カ国は、北朝鮮が開発した、新型長距離巡航ミサイルについても懸念を共有し、連携を強化する方針で一致しています。
きょうの弾道ミサイルの発射は、3カ国をけん制する狙いだった可能性があります。