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自民党総裁選の3候補、厚生労働省再編に言及

衆議院選挙でも焦点となりそうです。自民党の総裁選挙に立候補を表明した3氏が、そろって中央省庁の組織再編を提唱しています。新型コロナウイルスの感染拡大への対策で、不手際や出遅れがめだった厚生労働省の見直しが焦点となっており、総裁選挙の告示とともにさらに議論が活発化しそうです。3氏のうち、河野太郎規制改革担当大臣は、厚生労働省を厚生省と労働省に分割することを提唱しています。岸田文雄前政調会長は、感染症対応で司令塔となる「健康危機管理庁」の新設を掲げますが、厚生労働省の分割には慎重な姿勢を崩していません。高市早苗前総務大臣は「令和の省庁再編に挑戦したい」と語っています。厚生労働省も再編の対象としていますが「環境エネルギー省」などの新設を優先する考えを示しました。田村憲久厚生労働大臣はきょうの記者会見で、厚生労働省の再編について「コメントは差し控える」と述べましたが、「霞が関で一番超過勤務をしている役所だ」と語り、業務を見直す必要があると指摘しました。