菅首相、退陣直前に訪米へ クワッド首脳会談に出席
発言に責任を終えるのでしょうか。
菅義偉総理大臣は、クアッドと呼ばれる日本とアメリカ、オーストラリア、インドの4カ国による、首脳会談出席を目的に、9月下旬のアメリカ訪問に向け調整を始めました。首脳会談では、自由で開かれたインド太平洋の実現や、新型コロナウイルス対策などをめぐって意見が交わされる見通しです。菅総理と、アメリカのバイデン大統領との個別会談も検討されていますが、退陣を目前に控えた総理が外遊するのは極めて異例で、与党内からも疑問の声が上がっています。加藤勝信官房長官はきのうの記者会見で、総理の訪米について、具体的な日程は決まっていないとした上、退任が目前に迫る中での首脳会談出席については「主催者のアメリカが判断することだ」と述べました。