自民党 野党求める臨時国会の早期召集を拒否
今月中の開会はなくなりました。自民党の森山裕国会対策委員長はきょう、立憲民主党の安住淳国会対策委員長と会談し、新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会の招集日は、菅義偉内閣のもとで閣議決定したいとの考えを伝えました。衆議院議員の任期が来月21日に迫り、新しい自民党総裁の選出を待っていては、政治日程が遅れてしまうことを理由として説明しました。野党側は、新型コロナウイルス対策の議論のため、今月中の臨時国会の召集を求めていましたが、自民党は来年度予算の編成が始まっていることなどを理由に、応じない考えを示しました。代わりに自民党は、来週、衆参両院で厚生労働委員会の閉会中審査を行うことを提案し、安住氏は受け入れました。自民党は、10月4日の召集する案を軸に検討しており、召集日をめぐり与野党の駆け引きが続きそうです。
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