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タリバンが全土制圧を宣言 反対勢力は否定

新政権の樹立は遅れています。

アフガニスタンで実権を掌握したイスラム主義組織タリバンは6日、反対勢力が最後の拠点としていた北東部のパンジシール州を「完全制圧した」と発表し、全土制圧を宣言しました。しかし、反タリバン勢力のNRFA=「アフガン国民抵抗戦線」は制圧を否定し、抵抗を続けていると強調しています。タリバンの宿敵だった、北部同盟の故マスード司令官の息子で、NRFAの指導者である、アフマド・マスード氏は「私は無事だ」とツイッターに投稿しました上、全土の蜂起を呼び掛けました。また、タリバンの報道担当者であるムジャヒド氏は、タリバンの内輪もめが原因で、新政権の樹立が遅れているという見方を否定し、数日中に樹立の発表を行うと強調しました。