1年延期の東京五輪が閉幕 五輪旗パリへ
異例の状況下で無事閉会しました。
新型コロナウイルスの影響から、異例の1年延期を経て開催された東京2020パラリンピックが9月5日、すべての日程を終了しました。同日夜に行われた閉会式では、次の開催都市のパリへとパラリンピック旗も引き継がれ、13日間にわたる熱戦が幕を下ろしました。コロナ禍の難しい状況の中ではありましたが、過去最多に迫る、162の国と地域、難民選手団も加わり、約4400人の選手が参加しました。日本からは全22競技に254選手が出場し、51個(金13、銀15、銅23)のメダルを獲得したほか、入賞や自己記録更新を果たした選手も少なくありません。金メダルはなく、銀10、銅14だった前回のリオ大会を大きく上回る結果は、母国開催に向けた普及や強化活動が一定の成果を示したといえるのではないでしょうか。