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米大統領特使が中国外相と会談=中国は関係改善求める

仲直りが先だと訴えました。

アメリカのバイデン政権で、気候変動問題を担当するケリー大統領特使はきのうまでに、訪問先の中国の天津で、中国の王毅外相とオンラインで会談を行いました。中国の報道によると、王外相は、中国への圧迫をやめるよう呼びかけた上、「気候変動におけるアメリカと中国の協力は、両国の関係と切り離せない」と語り、ケリー特使に関係改善を求めました。アメリカ国務省によると、ケリー特使は王外相に、二酸化炭素の排出削減に向けた追加措置などを求めたということです。ケリー特使はきのうまでに、王外相のほか、韓正副首相や楊潔チ共産党政治局員らとも相次いで、オンラインでの会談を行いました。ケリー特使は、きょうまで天津に滞在し、中国で気候変動を担当する特使である解振華氏と、温室効果ガスの削減協力などについて話し合う予定です。