菅首相、自民総裁選不出馬を表明 後任選出後に退陣へ
ついに退陣に追い込まれました。
菅義偉総理大臣はきょう、自民党の臨時役員会で、17日告示・29日投開票の自民党総裁選に出馬しない方針を表明しました。出席者によると、菅総理は、「新型コロナ対策に専念する。総裁選には出馬しない」と語り、役員人事も行わない考えを示しました。菅内閣は、コロナ対応の混乱などで内閣支持率が下落する中、党内で「菅離れ」の動きが広がっていました。菅政権は後継の選出を待って退陣する見通しです。菅政権は、安倍晋三前総理大臣の辞任を受け、去年9月16日に発足しましたが、わずか1年余りで幕引きとなります。これから、総理指名の臨時国会が10月に召集される見通しで、衆議院議員選挙は、10月21日の任期満了後にずれこむ見通しです。自民党は新しい総裁のもと、総選挙を戦います。