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河野太郎大臣にパワハラ疑惑 週刊文春が報道

人気の政治家に疑惑が浮上しました。週刊文春の最新号は、ワクチン担当大臣と規制改革担当大臣を兼ねる河野太郎氏が、資源エネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑いがあるとの記事を掲載しました。週刊文春が入手した音声には、8月24日に行われたオンライン会議で、資源エネルギー庁の山下隆一次長と小澤典明統括調整官の2人に対し、河野大臣が大声で怒鳴りつける様子が収められているということです。会議の議題は、3年に1度見直しが行われる「エネルギー基本計画」でしたが、再生可能エネルギーの比率をめぐるやり取りの中、河野大臣は怒鳴り声をあげ続け、「日本語わかる奴(やつ)を出せ」などの激しい言葉をぶつけたもようです。しかし、再生可能エネルギーの比率は、今後の原子力発電の推進とも強く関わるもので、大臣と資源エネルギー庁の幹部職員との言葉の強いやりとりをどこまでハラスメントと取るかは、冷静な判断が必要です。