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デジタル庁きょう発足 官民のデジタル化推進

本当にデジタル化が進むでしょうか。

政府はきょう、行政のデジタル政策の司令塔となるデジタル庁を発足しました。官民のデジタル化を推進することで、国民の利便性を向上させる狙いがあります。初代のデジタル大臣には、設立準備をしてきた平井卓也デジタル改革担当大臣がつきます。ただ、デジタル庁は各省庁の縦割りを拝するため、トップは菅義偉総理大臣が務め、デジタル大臣は補佐役となります。デジタル庁は、各省庁への勧告権を持ち、デジタル政策全体を統括します。職員およそ600人のうちおよそ200人を民間出身者が占め、事務方トップの「デジタル監」には、経営戦略などが専門の石倉洋子一橋大学名誉教授が起用されます。