菅総理 9月衆院解散否定 総裁選「先送りせず」
党内のざわつきは収まるでしょうか。
菅義偉総理大臣はきょう午前、首相官邸で記者団の質問に対して、今月中の衆議院の解散について「最優先は新型コロナ対策だ。今のような厳しい状況では、解散できる状況ではない」と答えました。また、9月17日告示・29日投開票の自民党総裁選に関しては「先送りは考えていない」と明言しました。菅総理大臣はきのう、二階俊博幹事長と会談し「9月中旬の解散も選択肢にある」との考えを伝えましたが、党内で強く反対する声があがっていました、菅総理大臣の発言は、党内の反発をおさえる狙いがあるとみられています。